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○○のナポレオン [近代ヨーロッパ]

3年生の授業は、ナポレオンに差し掛かりました。ウィキペディアの記事をなんとなく見ていたら、興味深いものがありました。それは、「ナポレオン」の異名を持つ人物、言い換えれば、「○○のナポレオン」と呼ばれるような人物の一覧です。

皆さんは、「○○のナポレオン」ときいて、何を思い浮かべますか?「下町のナポレオン」が真っ先に浮かんだ人はいませんよね・・・。

高校の世界史に出てくる(でも細かい)人物からいえば、まずはトトメス3世がいます。彼は古代エジプト新王国時代のファラオで、エジプトの領土を最大にしたので「エジプトのナポレオン」と呼ばれます。彼にしてみれば、「何でナポレオンがフランスのトトメスじゃないのさ?」といいたいところかもしれません。

あと、サファヴィー朝後のイランを統治したアフシャール朝の建国者ナーディル=シャーは「ペルシアのナポレオン」と呼ばれているそうです。これも領土を大いに広げた人物です。

そのほか、面白いところではシャーロック=ホームズの宿敵であるジェームズ=もリアーティー教授には「犯罪界のナポレオン」という名誉なのか不名誉なのかも判然としない異名がついています。

そのほか、アフリカの皇帝で「黒いナポレオン」と呼ばれた人物や、社会主義圏で「赤いナポレオン」と呼ばれた人物もいるそうです。ちなみに、「黒い~~」で黒人の偉大な人物を、「赤い~~」で社会主義圏の人物を現すのは世界史命名法の定石の一つです。赤は社会主義のいわばシンボルカラーです。

ともかく、ナポレオンのように領土を拡大した人物、統率に優れた人物などが~~のナポレオンの異名を持つようです。皆さんもそのほかの歴史上の人物や有名人にナポレオンの異名をつけてみると面白いかもしれません。

古代ローマのナポレオンとか、中世英国のナポレオンとか、色が変わるナポレオンとか。それはカメレオンの間違いだろう。

17~18世紀文化史に関する生徒見解の報告 [近代ヨーロッパ]

「バッハの『トッカータとフーガ』は寝る前に聴く音楽としては疑問の余地がないではない」

「『トッカータとフーガ』を聴いて寝ると、何かに追いかけられる夢を見そう」

「『トッカータとフーガ』は、ストレスがたまったときに聴くとよい感じがする」

「ケネーは、なんとなく顔が日本人っぽい」

「リバイアサンは、名前はかわいい」(1)

「ヘンデルの水上の音楽は、昼間聞きたいけど、まどろみそう」

「ルターとルソー、モンテーニュとモンテスキューは名前が似ている」

「どこかで、『純粋理性批判』という言葉を聴いたことがある」

「レンブラントはすごい」

私のお勧め:バッハの「マタイ受難曲」次回の授業のときに持ってきます。







(1)かわいい世界史用語ランキングにはポエニ戦争が入っている。

ナイトミュージアム2で学ぶ世界史 [近代ヨーロッパ]

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しばらく前に『ナイトミュージアム』で学ぶ世界史の記事を書いたが、今回はその続編である。明日からテスト返しが始まるので、余った時間を使って3年生で『ナイトミュージアム2』で学ぶ世界史、を行いたいと思っています。『ナイトミュージアム2』は、1の人物も出ますが、新たに出る人物はほとんどが近現代史の人物です。そのため、3年生あたりでむるのが内容的にはちょうどいいのです。

登場人物は・・・

カスター将軍
アメリカ南北戦争の頃の将軍。ネイティブアメリカンとの戦いで虐殺など評判の悪いことをやった将軍。彼をテーマにした映画に『壮烈第七騎兵隊』がある。これは500円で買える映画である。

アメリア・エアハート
女性飛行士。大西洋を横断した。アメリカではスーパーヒロインのようである。

イヴァン4世(雷帝)
中世モスクワ大公国のツァーリ(皇帝)。映画では「イワン天晴れ帝」と自称している。彼を題材とした映画に『イワン雷帝』がある。これも500円で入手できる。

ナポレオン
いわずと知れた偉大な指導者。戦争が有名だが、ナポレオン法典やフランス銀行設立の功が大きい。本作では、あまりかっこよく描かれていない・・・。背が低いことをやたらと気にしている・・・。

アル=カポネ
禁酒法時代のアメリカで、酒の密造などを行い、大組織を立ち上げた人物。

前半ではこれらの人物を紹介する予定です。後半ではリンカーン大統領やアインシュタインらが登場。

無論、歴史解説映画と言うわけではないので、体系的に人物が出てきたり、解説されたりするわけではありません。しかし、人物に関するエピソードがさりげなく入っているので、歴史上の人物を身近に捕らえるにはいい作品だと思います。授業でもいくつか解説したいところがあります。

後今回の作品では、美術作品の中には入れる、等の追加要素もあり、そんなところも面白い作品になっています。また、アメリカではどのような歴史上の人物に人気があるのか、ということもうかがうことができます。




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ある人の疑問から [近代ヨーロッパ]

ある人が何気なく、チロルチョコのチロルは、未回収のイタリアの南チロルと関係があるのか、という疑問を提出した。私も実は詳しく知らず、今回調べてみた。

チロルチョコ会社のウェブページによると(http://www.tirol-choco.com/secret_005.html)、未回収のイタリアの「南」チロルではなく、オーストリアに属する部分のチロルからとった名前だそうです。そこのさわやかな自然のように、さわやかなお菓子でありたいという思いが込められているそうです。実際に、チロルの写真がパッケージに使われたチロルチョコもあったそうです。

彼は、チロルという言葉が小さいチョコを思い浮かべさせる音っぽいということで「ちろる」という説も考えていた。無論、そういった語感上の意味もあったかもしれない。

アフラ=マズダから日本のマツダという有名な話もあるが、探してみると世界史に関連している名前は結構多いものである。何か見つけたらまた教えてください。


アヘンでイワシは死んだのか? [近代ヨーロッパ]

アヘン戦争の年号(1840年)は、アヘンを池から海に流して処分し、その結果海からはイワシが消えて1840(イワシレイ)匹になったアヘン戦争と覚えるという作戦を提案した。

実際にアヘンでイワシが死んだのかということだが、実際はアヘンを石灰などで処理して流したため、処分池にも魚が生きてはいたという。

アヘン戦争では、教科書にも船での戦争の様子が描かれているので、海戦でイワシが全滅し、イワシれい0匹になったと覚えてもよい。

くだらないといえばそうなのだが、アヘンの恐ろしげなイメージにぴったり合った語呂合わせだと感じている。

シューベルト『魔王』がかっこいい件について [近代ヨーロッパ]

ロマン派についてまとめる前に、今日は、聴いてみてもうそりゃあ、かっこいいと感じたので、そんな感想を書きたいと思います。実はこの曲自体は、中学校の音楽の時間に習っていて、一部の日本語のせりふは今でも覚えています。(今回聴いているのはドイツ語です。大学でドイツ語を習ったとはいえ、一部知っている単語があるという程度だ・・・)。そのころは、それほど聴いてそれほどかっこよさを感じたような記憶もないが、まあいいでしょう。

最初からして引き込まれます。恐ろしげな雰囲気、夜、馬の音(多分)が全部伝わってきます。だけど、ナレーションの声や父親の声が魔王っぽく聞こえてしまったり、魔王の声が(誘っているからだと思うのだけれど)やさしく聞こえたりしました。音楽も盛り上がって、子供の叫びとナレーションに力が入っています。

ドイツ語の歌詞はwikipediaで調べることができます。英語とドイツ語は似ているところも多いので、なんとなく意味がつかめる部分もあるかもしれません。Du≒You、Mit≒With 、など。もしかしたら皆さんも中学時代に習っているかもしれませんね。

シューベルトはロマン派に分類され「歌曲王」とも言われます。「魔王」は10代のとき、文豪ゲーテの詩を題材として作ったという。彼は貧しかったが、彼の音楽を愛する友人に恵まれたという。その他歌曲としては『冬の旅』などの作品がある。



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