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ひとめでわかるにせものかんていだん [明・清]

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青磁のにせもの。授業用に作成。青磁といえば景徳鎮。


妖精さんの一日 [明・清]

「高貴な妖精は、韓流ドラマを見る」
清の三大皇帝の覚え方です。某生徒さんが考えてくれました。
高貴・・・康熙帝(こうきてい)、妖精・・・雍正帝(ようせいて)、韓流・・・乾隆帝(けんりゅうてい)です。

康熙帝は、明の残党を一掃。台湾に勢力を持った鄭成功を撃破。ロシアのピョートル大帝とネルチンスク条約を結びます。ネルチンスク条約は1689年。「領土を広く(16)する約束(89)」と覚えてはいかがでしょうか?これを覚えると、ついでにピョートル大帝が活躍した年代もわかりますね。


本草綱目、そのほか [明・清]

本日は授業で、明の時代の技術書や四大奇書について勉強しました。インターネット上で原文を見ることができる(中国語です)ので、リンクを載せておきます。

『本草綱目』
中国語版ウィキペディアです。漢文のセンスに恐ろしく自信があれば、一部分は読めるかもしれません。眺めてみるだけでも十分です。
http://zh.wikisource.org/wiki/%E6%9C%AC%E8%8D%89%E7%B6%B1%E7%9B%AE?uselang=ja

『天工開物』
同じく中国ウィキペディア。肝心の絵が出ていないので、絵は日本語のウィキペディアなどで見ましょう。絵入りの日本語訳は、平凡社の東洋文庫で読めます。
http://zh.wikisource.org/wiki/%E5%A4%A9%E5%B7%A5%E9%96%8B%E7%89%A9?uselang=ja

『水滸伝』『三国志演義』などについては、そのものではありませんが、横山光輝氏のマンガ等で読むことができます。




水滸伝 (1) (潮漫画文庫)

水滸伝 (1) (潮漫画文庫)

  • 作者: 横山 光輝
  • 出版社/メーカー: 潮出版社
  • 発売日: 2002/01/01
  • メディア: 文庫




三国志 (1) (潮漫画文庫)

三国志 (1) (潮漫画文庫)

  • 作者: 横山 光輝
  • 出版社/メーカー: 潮出版社
  • 発売日: 1997/11/01
  • メディア: 文庫



あかはあかるくてあかい [明・清]

今日は、授業で紹介した語呂合わせを載せておきます。復習に使ってください。

「紅巾の乱(白蓮教徒の乱)で台頭した朱元璋(洪武帝)が、1368年に明を成立させた』という内容を覚えるための語呂合わせです。

紅巾の乱、朱元璋のいずれにも、赤を連想させる漢字(紅・朱)が含まれています。そして、明は「あかるい」と読めます。それらを連合させて、以下のようにします。

「紅(あか)は明るくて朱(あかい)い」これで多分、明の成立について覚えられるはずです。

さらに、1368年という建国年号にも覚え方があります。朱元璋は紅巾の乱で台頭していたので、赤いものを装備していたはずです。それが鉢巻きであったと仮定します。しかも彼は強かったですから、きっと勇ましかったはずです。つまり、以下のような語呂合わせができます。

「勇む鉢巻き(1い 3さ 6む 8はち)朱元璋」、こんな漢字で覚えてください。この年号を覚えておくと、百年戦争の頃だなぁと気づくことができます。この頃は地球が寒冷化していた時代ですから、14世紀のペストともつながってくるのではないでしょうか?

今日の発見
「朱元璋の帽子は、ねこみみに似ている」
これは生徒の発見。いわれるまで気づきもしませんでした。

今日のニセ情報
「魚鱗図冊は、恋人の名を記した」

西遊記-ガンダーラへ行こう- [明・清]

授業の最後の数分で意見や質問などを書いてもらう紙を「ミニッツペーパー」といいます。今回は、明の文学についてのミニッツペーパーとコメントを取り上げたいと思います。

Q 原作『西遊記』の沙 悟浄は、カッパではないと(水神だと)聞いたが・・・?
A 原作ではそうらしいですね。カッパは日本に『西遊記』が取り入れられたときに採用された考えだったようで   す。ただし日本ではカッパが市民権を得ていますね。なお、日本でもカッパは水神もしくは、おちぶれた水神   であるとも言われます。きゅうりをカッパというのは、神へのささげ物(祭事のささげ物)にきゅうりが含まれて   いたからでしょう。

Q 『金瓶梅』は『水滸伝』より後にできたということですよね。
A はい、そのとおりです。『水滸伝』ができて、その後に派生作品の『金瓶梅』が成立したということです。
  ちなみに、水滸伝の元(もと)の話は元(げん)のころにはすでにあったそうです。

・『三国志演義』は明の作品だとはじめて知った。
 魏・蜀・呉の歴史記録をまとめた『正史 三国志』は西晋時代の陳寿によってまとめられたものですが・・・。そ  れに基づきつつも改変を加えた『三国志演義』は、明代の作品です。(詳しくは以前の記事を参照してください)

今日の復習 [明・清]

明の時代の朝鮮は(1        )朝鮮であった。

(1)朝鮮では、世宗によって(2          )という表音文字が制定された。

また、(1)朝鮮では(儒学の)試験によって官吏を登用する(3          )も導入された。

復習です。カッコを埋めてしまってください。

実は私たちも楽しんでいる明の文学 [明・清]

現在、明の文化史の小道具と資料を作っています。やはり注目すべきは『三国志演義』『水滸伝』『西遊記』『金瓶梅』の、明の4大奇書でしょうか。このタイトルから分かるとおり、私たちが楽しんでいる三国志の物語や、孫悟空の冒険は、その端を明に発するのですね。

授業の限られた時間では、もちろんすべてを読むことなどで気はしません。それでも、できる限りこれらの作品を味わえる構成にしていきたいところです。というわけで、横山光輝作品や日本語訳の引用などを用いたプリントを作り、興味深そうなシーンをダイジェストで紹介していきたいと思います。小説、漫画も持っていってじかに触れてもらう予定です。

そのほか技術書の『天工開物』も東洋文庫が手に入ったので、その挿絵を利用してプリントを作る予定です。(ちなみに、駿台のセンター実践問題集には、その作品の写真から著者の名前を選ばせる問題があった)。これは、塩の作り方などの技術を説明した興味深い本です。

ここを授業で扱うのは次々回くらいになりそうですが、皆さんも授業では明の文化の世界に飛び込んでいきましょう。


人中の呂布 馬中の赤兎.jpg

また紙芝居シリーズを作ってみたorz 左が張飛だけど、わかるかなぁ?

異説 鄭和の南海遠征 [明・清]

今回の授業は、鄭和の遠征を中心に永楽帝の治世を扱いました。鄭和の遠征はすごいですよ。ヨーロッパの大航海時代を超える規模だったそうですから。船には万の単位の人が乗ったそうですから。

このような大規模な遠征をなぜ行ったのでしょうか?授業では、朝貢貿易の拡大を目指すという一般的な経済上の動機から説明しました。話としては納得できる説ですが、実は、彼の大遠征に関してはいろいろな説があります。今日はそれ羅のうち、面白そうなものをひとつ紹介してみます。

それは、「靖難の変で倒した2代目の皇帝を探す」ためという説です。倒したはずの皇帝がどこかで生きている可能性があったため、見つけ出さないと自分がピンチに陥るかもしれないというわけですね。この説にのっとると、朝貢貿易の拡大は目的ではなく、有益な副産物ということになります。

実はほかにも、モンゴル等の異民族に対抗する同盟先を探して旅立ったとか、珍しい外国の品がほしかったから、などいろいろな説があります。

このようなところが、研究の面白さのひとつなのでしょうね。
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