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子供のためのシェイクスピア『オセロー』 [近世ヨーロッパ]

本日グランシップ静岡で開演された「子供のためのシェイクスピア『オセロー』」を観てまいりました。

『オセロー』は簡単に言うと、「嫉妬という怪物」にとりつかれた人々の物語です。嫉妬によって愛するものを手にかけてしまうという結末が待っています。

『オセロー」がそもそも子供向けの作品でないようにも思われますが、それはこの際置いておきましょう。子供のころからシェイクスピアに触れておくことは意義のあることですし、子供ではない人にとっても意義のあることです。

とても強烈な作品で、イアーゴーという人が、オセロー将軍を傀儡して、殺人にまで歩ませた男なのですが、「真の悪役」というべき存在でしたし(しかし、嫉妬は我々の中にもあるかもしれない)、そのほかの人物もそれぞれに個性的なのですが、いずれも運命に支配される人間であって、おもわず観客の力で運命を変えなければ、と思ってしまうほど引き込まれました(1)。

舞台はシンプルなのですが、音の効果などもあり、海や寝室など違和感なくステージ上に再現されるところもすごかった。

調べてみたところ、これまで『ジュリアス・シーザー』や『ロミオとジュリエット』などいろいろ演じているようで、知らなかったことを公開しています。来年は『リア王』とのことなので、ぜひ見に行きたいと思います。


(1)ちなみに、ディズニーアニメのアラジンにイアーゴという鳥が出てくる。あの鳥は敵の大臣の味方をしたり、アラジンの側についたりした。シェイクスピア作品はこんなところにも顔を出す。
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