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大エルミタージュ美術館展 [展覧会などの情報]

栄駅近くの「愛知県立美術館」で開催されている、「大エルミタージュ美術館展」へ行ってきました。
エルミタージュとは「隠れ家」という意味で、そこでロマノフ朝の皇帝エカチェリーナ2世が美術に囲まれ、時には文化人を招いた、そんな場所です(1)。

今回の展覧会では、17世紀を中心に、各地の絵画を地域ごとに展覧してありました。イタリアに始まり、ネーデルラント、フランドル、スペイン、フランスなど多くの地域の絵を見ることができました。それぞれの地域や様式の差異を見比べられるのが大きな魅力です。

イタリアのヴェネツィアの様子、バロックの暗さと光、スペインのカトリック熱など見るところが多いです。教科書でみられる人物としては、レンブラント、ブリューゲル、ヴァトー、ルーベンスなど。前に静岡県立美術館に来たユベール=ロベールも2点ありました。私はアールト・ファン・デル・ネールという人の「月明かりの川の風景」という作品が印象に残りました。夜の明かりは月だけ、というのが素敵です。絵のうまさのみならず、よい景色を切り取っているなぁと。

私は王様にあこがれてはいませんが、これらに囲まれたエカチェリーナ2世はうらやましく感じます。

暑い夏に、皇帝の気分で冷房の効いた「隠れ家」にて絵画鑑賞、なんてのもいいのではないでしょうか?開催期間は9月18日までだそうです。



(1)井出洋一郎(監修)『世界の博物館 謎の収集』青春出版社、2005、pp160-1.
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こんなところにも [地理人]

最近ではインドカレー屋さんもよく見かけますが、このような商品もありました。

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これは「世界のグル麺」というシリーズの商品だそうです。実は私も初めて知ったのですが、インドでは北と南でカレーに違いがあるのだそうです。北側はバター系のカレーで、南はスープっぽくてより辛みが強いカレーが多いのだそうです。南のほうがより暑いから食欲を刺激し、保存に有利な辛さが強くなったのでしょうか?

どのくらい「インド」が再現されているのかは私にはわかりませんが、こうやって身近に海外の料理を感じられるのが面白いと思います。料理はその地域の気候などの自然環境を色濃く反映しているので、地理的にも興味深いです。

世界史的切手 [アイテム紹介]

とあるところで、使用済み世界の切手が売られていたので、数枚購入しました。世界の切手はなかなか面白いものが多いのです。また、切手にはその国の特徴がよく表れています。

例えば、バチカン市国の切手は教皇の姿が描かれたものが多いですし、キューバではゲバラの切手があります。また、ナチスドイツでは1年ごとにヒトラー生誕○○年記念という切手が発行されていたそうです。

今回は、買った切手の中から世界史に関するものを紹介したいと思います。

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これはコロンブスの切手です。しかし、なぜブルキナファソでコロンブスなのかは私は知りません。大航海時代の航路の関係だろうか?

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こちらはドイツロマン派のシラー。『ヴィルヘルム=テル(ウイリアムテル)』などが知られていますね。

こうしてみると、我々が世界史で勉強するようなことが、それぞれの国の切手にしっかりと息づいていることがよくわかります。

いろいろな切手が集まれば、「切手で学ぶ世界史」などを構想するのも楽しそうです。

いくつかの切手はネットでも買えるようです。

夏の美術展 [展覧会などの情報]

夏休み期間に開催されている美術展を2つ紹介したいと思います。

1.「ボストン美術館 パリジェンヌ展」(6月10日~10月15日)(名古屋ボストン美術館)

名古屋の金山駅のすぐ近くにある「ボストン美術館」で開催されます。18~20世紀にパリに生きた女性たちを題材にした展覧会だそうです。様式的にはロココから印象派まで、広く扱われている模様です。注目点は、絵だけでなく衣装などの展示もあることです。

2.「大エルミタージュ美術館展」(7月1日~9月18日)(愛知県立美術館)

名古屋の栄駅の近辺にある「愛知県立美術館」で開催されます。皇帝がロシアをおさめていたころのロシアの首都サンクト=ペテルブルク(ペテルブルク)。そこにあるのがエルミタージュ美術館です。その美術館を育て上げたのがあのエカチェリーナ2世だそうです。今回の展覧会では、ヨーロッパ各地、各時代の名画が一堂に会するようです。紹介のページ(http://www.ctv.co.jp/event/hermitage2017/works.html)を見ているだけでワクワクするラインナップです。

学生の方ならば、夏休みの平日に行くのが、比較的すいているのでお勧めです。

いただきもの 追記 [アイテム紹介]

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これが太陽神ラーのようです。恐ろしいほどにかわいくなってしまっている。

ちなみにこの商品はマガイドウというところで作っているものらしいです。調べたところ、「世界の廃車」や「廃船」などニッチ?な商品をガシャポンで多数出しています。なんだかすごく楽しそうな商品をたくさん出しているみたいです。


いただきもの [アイテム紹介]

ある方から面白いものをいただいたので、紹介したいと思います。

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何でしょうか?実はこれは、エジプトの神様のフィギュアです。写真の神はアヌビス神。派かわ守る神として知られています。映画ハムナプトラ」にもその名が出てきました。

もちろんエジプトでのデザインそのものではなく、デフォルメされて「ゆるキャラ」のようにずいぶんかわいくなっていますが。

キリスト教やイスラームなどアブラハムの宗教では偶像は厳禁ですが、古代エジプトでは神の像を作っていたし、パピルスに神を描いたりしていました。そのおかげでこのようなアイテムが可能なのです。

ほかに太陽神ラーなどもあるようです。それにしても、いろいろなグッズを作る人がいるものですね。「神の見えざる手」がお仕事をなさっているからでしょうか?

エジプト展へ行ってきました [展覧会などの情報]

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静岡県立美術館で開催されている「黄金のファラオと大ピラミッド展」へ行ってきました。やはりエジプト展は人気が高いようで、比較的混んでいました。世界史ファンとしてはうれしく、じっくり見るにはややつらいという状態です。

今回の展覧は古王国時代と中王国時代が主でした。ますは、古王国時代の王(ファラオ)の像が展示されていました。目がどことなくユーモラスな感じもありますが、いずれも迫力のある像でした。その後、中王国時代の展示もありました。中王国というと異民族ヒクソスの「侵入」が世界史ではメインになりますが、それ以外の豊かな顔を見ることができました。

その次には、王だけでなく役人の像や、仕事をする人々の像、女性の装飾品などが展示されていました。それらを見ると、古代エジプトがいかに組織された役人集団を持っていたかがよくわかります。また、個人的には、エジプトのゲームの展示が、「遊戯王」を思い出させてくれてなかなか良かったです。ゲームが進行と結びついているのも興味深い。

あと、ミイラの臓物をいれておく「カノポス壺」や石碑などのエジプト展定番の品物も多くみられました。最後の映像シアターも迫力があってよかったです。

お土産コーナーは定番のパピルス(古代エジプトの紙)やスカラベのほか、像やピラミッドの模型など、授業で活用しても楽しそうなものが多く売られていました(私は、ミニパピルス、神聖文字の書かれた下敷き、ミイラの模型をかいました)。

結構混むとは思いますが、一度訪れる価値は十分にあると思います。

ウェブページのアドレスを張っておきます。
http://spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/exhibition/detail/6

平成29年度 展覧会紹介1 名古屋市博物館編 [展覧会などの情報]

今年度の世界史系展覧会を紹介したいと思います。まずは、28年度に「シュリーマン展」などで世界史ファンを魅了した名古屋博物館から行きたいと思います。

特別展 レオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展 平成30年1月~3月25日

いきなり来年の一月の話で恐縮です。私はこの作品に詳しくはないです。サイトによると「アンギアーリの戦い」の壁画は失われた作品のようです。その作品の秘密の顔に迫る、直筆原稿などを含む資料が展示されるようです。そのほか、日本初公開のダヴィンチの作品や、ミケランジェロの作品も展示されるそうです。早くも来年が楽しみですね。

今年度は実は、浜松美術館改装のために展覧会が減っているという残念(改装はいいけれども)なこともあるのですが、ほかの美術館で世界史系展覧会がないわけでもないので、それらも紹介していきたいと思います。

下に、ウェブサイトのアドレスをはっておきます。
http://www.museum.city.nagoya.jp/exhibition/special/lineup/index.html

エジプト [展覧会などの情報]

カイロ博物館の貴重な品々が静岡で展示されるようなので、ご紹介いたします。

その名も「黄金のファラオと大ピラミッド展」です。場所は静岡県立美術館。期間は4月9日から6月25日までです。サイトによると、黄金のマスク、装飾品、像などが展示されるようです。

混みそうな感じなので、大型連休や日曜日よりは、土曜日に行きたいと思っています。きっと授業で活用できるパピルス(古代エジプトの紙)や神々の像などを手に入れることもできるのではないでしょうか、と思っています。

なお、そのほかの博物館も徐々に年間スケジュールをUPし始めています。それらもまた皆様にご紹介していきたいと思います。

以下に、本展覧会のウェブページのアドレスを張っておきます。
http://spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/japanese/exhibition/kikaku/2017/01.php

センター世界史コメントその1

毎年恒例?でセンター試験世界史の問題にコメントをつけていきたいと思います。未来の受験生や、一般入試を控える方々の、参考になれば幸いです。

第1問

問1 ちょっと細かいかもしれません。カタリ派は中世の「異端」の1つで、禁欲主義的な態度をとっていたようだ。かなり当時のキリスト教徒は相いれない思想を持っていたようで、討伐の対象となった。イスラームのイスラームに対するジハードが成立しないのと対照的に思える。

問2「マダガスカルフランスの植民地」は過去問でも出題例がある。

問3 ローマ側が、ゲルマン人布教のために聖像を用いていたが、それが禁じられることになり、ローマ側とビザンツ側が対立した。ビジュアルはわかりやすいし、インパクトが強いのだ。聖像禁止令は726年、。「なに(72)っ、ろく(6)でもないぞ 聖像は」と覚える。

問4 いろいろな点で、ベンガル分割令はインドの独立運動呼び起こした。

問5 サラディンは、リチャード1世率いる第三回十字軍と戦ったのち、聖地を得た。なんかアフリカ系の問題が多いような気が。

問6 東南アジアにおける拠点はしばしばセンターに出ている。未来の受験生は「ゴア」「マニラ」「バタヴィア」などの位置は地図で確認しておこう。

問7 現代史が絡んでいることもあり、難しかったのではないか。

問8 第一次世界大戦や第二次五か年計画の年号をある程度おさえていないと解けない。去年もそうだが、グラフを使った意欲的な問題が、年号問題になっているのはちょっと残念。倫理みたいな純粋な読解問題があってもいいのではないか?

問9 難しいが、チェチェン紛争が現代史の領域に属することがなんとなくわかっていれば、とけるかもしれない。

第2問は後ほど。
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